フリーサイトから階段上がり、アラキンと入り口を通って管理棟へ。
この建屋はトイレです。
「おっちゃん、ゴメン、サイトのお金払うの遅くなったわ」と声かける私。
ホームコタツに寝転びながらテレビ見ておられた管理人さん。
「ええよ、ええよ、何時でもいいんやから」と
温度差、全くなし。ドストライクの管理人さん。
「明日やねんけどな、何時まで居る事出来る?」って聞くと
「何時でも、ええで、12時でも1時でも。ゆっくりしていったらいいねん」と
「3時か4時までやったら、延長料金、いるわな」
「明日か?」と言って予約表見てくれる、おっちゃん
「明日は、デイキャンの予約入ってないから、別にイランわ」
「そのかわり、サイト空ける時、テント飛ばされへん様にしておいてくれたら、それでいいわ」と
この景観だけでなく、この管理人さんの人柄が、時間を気にせず、ゆっくりできた要因の一つだったのは言うまでもありません。
なんか、いいわ~。
今回は、たまたま誰も来られる予定がなかったからでしょうし、毎回こんな感じと期待するのは間違いでしょうね。
でも、訪れた人に、ゆっくりしてもらいたいって言う管理人さんの気持ち、十分伝わりました。
薪を買って、帰り際
「そうや、これ見て、また宣伝しておいてや」とキャンプ場の紹介されてるチラシを渡されました。
了解です。
延長料金分以上の宣伝させて頂きます。(ブログやってるとは伝えませんでしたが)
フリーサイトからの開放感や、夜景は記事内容で伝わると思いますので、ここらで施設、設備、サイト立地状況などを
このキャンプ場、年間4000人程、利用者がおられるみたいですが、主に、こちらの区画サイトで、学校の林間学校に利用される事が多いのかもしれません。
区画サイトには、天板が設置されており、場内には小川も流れており夏場の木陰で水遊びを楽しむ事が出来そうです。
でも私、この板の上にテントをどうやって張ったら良いのか解らないんですよね。
昔からあるキャンプ場には、よく見かけますが、この時代幕も大きくなってきてますから、この板外された方が流行る気がするのですがね。どうなんでしょう。
バーベキュー場もあって、日帰りでも楽しめそうです。
一番上には、一番展望の良いバーベキュー場もあるそうで、人気があるみたいですよ。
管理棟横にある炊事場。
フリーサイトには炊事場がありませんので、ここまで階段を上ってこなければなりません。
フリーサイトを利用される方、ジャグは必需品ですよ。
この左側の炊事場は、子供達が利用する事を考えられており、かなり低いです。
大人でしたら、腰が痛くなるので、座り込んで使うか、隣の右側の炊事場を使う方がいいです。
至る所にバーベキュー場があるので、プライベート感は保てるかな。
ログハウス風のレジャーハウスも数棟あり、手軽にアウトレジャーを楽しむのにはいいですね。
コインシャワーも完備されております。
でもこの地域、湯ノ山温泉に代表されるように、多数の日帰り温泉がありますので、そちらを利用されるのもいいです。
我が家は、帰りに近くにある秘湯温泉に入ってきました。
入り口横にあったトイレは、一応水洗なのですが、パッタンってタイプです。(これで解る?)
みなさんが一番気になってるであろう、フリーサイト
このフリーサイト、段々になっていて5サイトあり、一番上のサイトと、今回利用させてもらった上から2段目は車を乗り入れて荷物を下ろすことが出来るのですが、そこから下は、車を私たちが止めていた場所において、階段を使って運ばなければならないのです。
この落差ですから、かなりの重労働になるのは必死かと。
また、一番上のサイトが炊事場トイレに近いので使い勝手良さそうですが、サイトのど真ん中に、キャンプファイヤー用の穴が開いており、設営に工夫が要りそうなのです。
ですので、ベストは今回の2段目でしょうね。
繁盛記に、このフリーサイトがどの様な状態になるのか、興味があるところです。
メジャーにならないのは、この辺の問題があるからでしょうが、運よく、2段目を確保出来れば、手軽にこの開放感を感じられるのです。
多少の不便はあっても、行ってみる価値のあるキャンプ場だと思いますよ。
GWに利用される方に少しでも役に立つ情報になっていれば、いいのですが。
管理棟からから買って来た、薪、一束200円。
しかも、広葉樹(ナラ、ブナ)です。
キャンプ場で売ってる薪は針葉樹が多いのですが、針葉樹は火持ちが悪く、ススも大量に出てしまいます。
それが4~500円で売られてる事か多い中、火持ちが良くて比較的ススが少ない広葉樹の薪を200円とは。
ダッチ使いには嬉しすぎます。
現地調達出来るのが一番なのは当然なのですが、私が知ってるキャンプ場では、最安値です。
積み込みスペースが許すなら、何束か買って持ち帰りたいくらいでした。
この頃には女性陣は、ほろ酔い気分で、すっかり椅子に根が生えてしまってます。
子供達が、サイトの横を流れる小川で遊んでいても、
「お父さん、行ってあげてよ」
「ほら、呼んでるで」と全く動く気配なし・・・。
しゃ~ないなと、アラキンと二人、子供達のもとへ
この日の陽気は初夏を思わせる程でしたので、水遊びするには最高でした。
小川の先には、大きな鯉もいて、興奮気味の子供達。
この頃から、アンちゃんのアラキンに対する態度が、変わってきたような。
”一緒に遊んでくれる、おっちゃん”って感じになってきたようです。
アラキンの努力が、実を結びかかってきたのかな。
さて、のんびり過ごしたところで、そろそろ、このダブルキッチンにも活躍してもらわないとね。
待っていても夕御飯は出てきませんよ、腰の重い方々。
我が家は、スペアリブをメインに考えています。
これまでにも、ダッチでスペアリブを作った事があったのですが、今回はジャガイモ、ニンジン、タマネギも一緒に煮込んでみようかなと思ってます。
ダッチで野菜をローストすると、野菜本来の甘みが出て、その美味しさは格別ですよね。
それに、スペアリブのソースを絡めると、更に美味しくなるんじゃないかとの考えです。
でも今回、前日仕事が終わってから、スペアリブ用の肉を買いに行ったのですが、スーパー5軒周って、あったのが1パック。
なんでやねんって感じだったのですが、後はチャーシュー用の肉をブツ切りにして代用する事に。
アンちゃんが皮をむいてくれた野菜を使って、準備完了。
いい感じに、出来てきました。
あとは、もう少し水分飛ばして、具材にソース絡めると完成ですね。
ここで、良妻さんに味見してもらおうと、トングでつまんで差し出したのですが
「熱いん違うん?ほら熱いやん」
「いやいや、熱いのは解ってるやん。スグに冷めるって」
「熱っつう~!熱っついわ~~!」
「だから、味の感想聞いてるの。そんな感想イランって」
「でも、熱いねんもん。猫舌の私にはムリやわ」
って、おいおい、普段どうしてるんやって。味見もせずに出してるんかい・・・。
通りで・・・。
その様子を見ていた、ハルっち
「さっきから、まっさんが味の感想聞いてるのに、良妻さん熱いしか言ってないやん。もしかしたら、良妻さんとアラキン、似てるかも」
(´▽`*)アハハ、ハルっちに我が家の成り立ち、バレてしまいました。
一方、ハルっちのキッチン見ると
な、なんで、お前が調理してるの?って感じのトモヤが・・・。
「なんで、お前がしてるんや?ハルっちは?」
「う~ん、頼まれてん。トイレに行くから混ぜといてって」
「あら、そうなんや」
さては、飲みすぎたなハルっち。( ̄ー ̄)ニヤ
でも、トモヤも調理するのは好きなのですが、我が家にはもっと好きな長男がいますので家では中々させてもらえず、得意げに混ぜてるトモヤでした。
これは、ハルっち特製、巨大オムライスとなったのですが、どうもコチラのツーバーナーの火力が弱いみたいで、卵が何時まで経っても、半熟のまま。
最後は、ユニのプレミアムガス使ってる我が家のツーバーナーで完成です。
この時期でも日が暮れると大活躍のプレミアムガス。イソブタン95%の威力は絶大。
もしもの時の為に、キャンプに持って行く我が家の必需品となってます。
焼けた卵の上に、チキンライスのせて、
「まっさん、これどうやって引っくり返そう?」
て、オイオイ、考えてなかったのかよ。
「そんな、最後に失敗したら、目も当てられへんやんか」と言う私。
どうにか工夫して、ハルっちがやってくれましたがね。
他にもハルっちはアラキンと二人で、タンドリーチキン、トマトの野菜スープ、ゴボウフライと完全に品数は、おんぶに抱っこ状態。
今回のメイン料理のピザを止めた事が、こんな事になろうとわ。
昼に作ったチャーハンがまだあるとは言え、さすがに、これはマズイ。
慌てて、日暮れ近くに定番のポテトを揚げる私でした。
料理も完成し、日も暮れてきて、遂に夜景が見え初めています。
最初は鉄骨の裾、跳ね上げて夜景を見ながら、夜の食事を楽しむつもりでした。
しかし、気温は7℃。
いくら、レインボーと、ガスピアと炭火があるとは言え、寒さには勝てません。
幕を閉じ、夕食の始まりです。
夜景の見えるキャンプ場、これがその全景。
続き画像も、あります。
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