避暑、信州、湖畔を求めてin青木湖北村キャンプ場-その壱

まっさん

2013年08月14日 21:42

今年のお盆キャンプ、予約も何もしておりませんでした。
当初、富士を見に、ふもとっぱらに行こうかなとも思っていたのですが、世界遺産に登録された事もあり、かなりの人出で、ふもとっぱらは泊れるとしても、周囲の渋滞が予想されましたので計画変更です。

となると、避暑を求め信州方面かなと。
さらにカヤックも楽しみたいので湖畔にしようと、予約もしていないのに欲張りな性格が。

当然予約できるキャンプ場は、この時期どこも満員。
ですので、当日受付順に入れるキャンプ場を探し出し、その中ですべてを満足させる場所が一箇所。

それが、青木湖北村キャンプ場でした。




唐松林に囲まれた、信州青木湖畔にあるキャンプ場です。

青木湖、日本有数の透明度を誇る標高822m、周囲長6.5kmの長野県内では諏訪湖・野尻湖についで3番目の大きさの湖です。
水深58mは長野県内で最も深く、流入河川が無いにもかかわらず水位が維持されていることから、湖底にかなりの量の湧水があると考えられているそうです。

また、青木湖は動力付きの船の乗り入れが禁止されており、カヤックにとっては最高の湖なのです。
他の湖では、ジェットやモーターボートの立てる波に苦労させられますからね。

日程は8/10~8/13の3泊4日。(3泊は初でしたが、終わってみると全然足りませんでしたよ)
受付順ですので、ここまで5時間以上かかりますから、朝の4時にトモヤとアンちゃんを積み込み出発です。
荷物は前日までに積み込み終了させておきました。



途中、名古屋で朝日を拝み、名阪→東名阪→清洲東→名神一宮IC→中央道→安曇野IC→R147を通って青木湖へ。










R147を青木湖へ向かってる道中に北アルプスの山並みが見えてきて、嫌でも気分が盛り上がってきます。





標識を見ると、ホントにこんな所まできてしまったんやって感じ。
糸魚川まで79kmって、もうチョットで日本海に出てしまうがな。



渋滞も無く、ほぼ予定通りに、9時半にキャンプ場に着く事ができました。
距離にして350km、時間5時間半です。(お疲れ!私)



1、R147から外れ、青木湖の西側へ向かうと、この看板が。

2、途中、他の多くのキャンプ場や、ホテルを抜けていくと、突然この看板が現れます。ホテルの影に隠れていますので、速度を出してると見落としてしまうかも。細い道ですので大丈夫だとは思いますが。

3、ココに普段は車を止めておきます。搬入、搬出時にはサイトまで車を入れられますので問題なし。

4、右オクの坂を100mほど下っていくと。

5、青木湖、キャンプサイト、バンガローが見てきます。

6、左のバンガローのさらに左側に受付があります。

(5、6は別の日に撮った写真ですので、すでに我が家のサイトが写っています)


受付に行くと、感じの良い、おばさん、おじさん、おばーさんが出迎えてくれました。
「こんな遠い所まで、よ~よ~来てくださった」
「奈良から?大変だったでしょ」
「でも、よくこのキャンプ場があるの知ってましたね」


そうなのです。このキャンプ場、HPもなく情報も少ないのですが、過去に来られた方の記事でしか知れないキャンプ場でして、そう言う意味では穴場的な存在のキャンプ場なのです。

事前に良妻さんに電話掛けてもらって予約しようとしたのですが、その時のおばさんの感じがとても良かったらしく、良妻さんも「すごく感じよかったよ」と言っていたのですが、なるほどって感じのおばさんでしたよ。

そう、今回のキャンプは、良妻さんが仕事の予定があったため、私、トモヤ、アンちゃんの3人キャンプです。








その受付の前には、青木湖が。




アンちゃんも気に入った御様子で。



この日に最初に着いたのは我が家だったみたいですが、あいにく湖畔沿いのサイトは前日までに来られていた方で埋まっておりました。
湖畔から少し離れた場所に設営です。
おばさんも「すみませんね。明日になれば湖畔沿いのサイトが空きますので、よかったら移動されてもいいですよ」と。

いやいや、あり難いですけど、移動するの大変なので。
それに徒歩15秒で湖ですもの。



基本、オープンサイトですので、空いたスペースに、さくっと?設営です。


唐松の木陰のサイトでしたので、今回は久しぶりのREVOタープ。
やっぱり、こちらの方が好みです。デコも映えますしね。









サイト内からも青木湖が見えますし、なかなか良い感じに設営できました。






サイトの地面は小石ですが、ソリステならしっかり効いてくれるので問題ありません。
炊事場は一箇所ですが、そこから青木湖を望める場所にあります。
その前に、船着場もあって、ここからカヤックを出せます。
サイトは湖畔に向かってなだらかな斜面になってますが、そんなに気になる程ではありません。
寝る時に頭の向きを上にするくらいかな。
それでも、朝起きると、三人が滑って行ってピルツの隅に固まって寝ていましたが。




トイレはいわゆる”ぼっとん”ですが


おば~さんが何時も綺麗に磨いておられるらしく、綺麗に保たれております。
匂いもそれ程気になりませんでした。
ただ、トイレットペーパーは持参ですので、御注意を。



設営終わり、子供達は早速水遊びに。






青木湖、基本的に遊泳禁止ですので、あくまでも自己責任です。
岸から2mも行くと一気に深くなっていますので、ライジャケ、浮き輪等は必須です。








ですので、係留中のアンちゃん。


設営の汗も流した所で、この地域の情報を得るために、白馬道の駅へ。
急遽決めたキャンプ場でしたので、この辺の情報をあまり調べられていなかったのです。
このキャンプ場から、白馬村までは車で15分ほどで、マックスバリューもあり今回のキャンプで何度も訪れた地域でした。

白馬道の駅で、温泉の場所やジャンプ台の場所を把握し、今回の目的の一つだった八方尾根に行く手段の情報も。

会社の同僚に、本格的な登山をする人が居て、その人に白馬の近くにキャンプ行く事を伝えると、
「それなら、ぜひ、八方尾根に行ってくださいよ」
「子供さんでも登れるなだらかな道ですし、八方池から見る北アルプスは絶景ですよ」と。
(子供の一人は3歳とは、伝えてなかったかも。何処が、なだらかかと・・・。この時はまだ、知る由もありませんでした。)

車で1500mまで登れる黒菱ラインなるものがあり、そこで八方温泉が無料になるチケットがある事を知り、明日か明後日に行く事にしました。


とりあえず、昼食がまだだったので、八方尾根ゴンドラリフト 八方駅の近くで昼食を


私は山菜そば、トモヤが自家製ソーセージカレー、アンちゃんは白馬豚丼を。


何時もの様にアンちゃんは他のお客さんが頼んでる、カキ氷が欲しくなり、豚丼も私が食べる事になるのですが。
お蕎麦はやはり本場、何処で食べても美味しいですし、豚丼もかなり美味しかったです。




お腹が満たされた所で、お次は白馬ジャンプ台へ






TVで見るのとは、大違いで、迫力満点。

私も大概のスポーツは経験してきましたが、唯一スキージャンプだけは絶対に無理です。
あんな所からジャンプするなんて人間業ではありませんよ。





お決まりのこんな写真を撮ったりして。





長野オリンピックで使われたこのジャンプ台。
聖火台もそのまま残されていました。
トモヤに「長野オリンピックって知ってるか?」って聞くと「知らん」と。
そうなんやと、記念碑を見ると長野オリンピックって1998年だったんですね。
そら、2004年生まれのトモヤが知らないはずだと。


でも、もうそんなに経つのですね。
つい、最近だった様な気がするのですが。


この後は白馬のマックスバリューで食材を買い込み、キャンプ場へに帰りました。


帰路は青木湖の東岸を通る道を帰り、道中にはこんな景色が












青木湖と北アルプスの山並みです。

もう少し待てば、夕景になりそうでしたが。
ふと見る風景が普段では絶対に見れないものが広がっているって、なんか最高の贅沢です。


キャンプ場に戻り、昼食が遅かった事もあり、晩飯は簡単にマックスバリューで買った、おにぎりと惣菜で済ませ、一休み。

一息ついた所で、疲れと汚れを落としに温泉へ。
今回のキャンプ、4日とも温泉に入り、最終的に温泉キャンプともなったのです。

で一日目の温泉がコチラ


ゆーぷる木崎湖です。

大町の秘湯 葛温泉(くずおんせん)からお湯を引いているそうです。
その葛温泉にも二日目に行く事になるのですが。

公共の温泉なので内装は公民館風ですが洗い場が広くて使いやすかったです。
ただ、内湯がハンパでなく熱く、入るのに一苦労でしたが。

今回入った温泉、全て内湯は熱く、この辺の方は熱いのがお好きなのかもしれません。
日中の気温は上がっても32℃で朝方は21℃まで下がり過ごし易いキャンプでしたが、この温泉に入ってる時が唯一、暑い~って感じる時でした。

温泉に来たのが20時と遅く、営業時間が21時まででしたので


温泉から出た後は、駐車場で涼んでキャンプ場へ。



流石の私も、長距離運転、観光に疲れたらしく23時には眠りについてしまいました。
後から振り返れば、一日目からこんなに飛ばして大丈夫って感じですが、まだまだ他の日の方が内容は濃いのです。

これも涼しかったお陰かもしれませんね。







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