とんど焼き(準備編)

まっさん

2013年01月14日 21:46

私の住んでる地域では、正月明け、とんど焼きをするのです。
その準備を1月12日にしました。


とんど焼きとは、年中行事の一つで1月14日の朝に門松や御札、書初めなどを持ち寄り燃やす行事なんです。

その火にあたったり、焼いたお餅を食べれば、その1年間健康でいられるなどの言い伝えもあります。

私が小学生の頃は、子供達だけで、とんどを準備したものですが、最近は少子化と言う事もあり、親も協力しております。

各家庭で正月に使った、門松、注連縄や去年一年の御札を集めに回って、準備。
それらだけでは、少ししかありませんので、竹を切り出してきます。

子供達も、注連縄を一旦ほどいて繋ぎ合わせ、一本の縄にしています。



アンちゃんもお手伝いって手伝いにはなりませんね。

造り方は、センターの一本の長い竹(芯棒竹)を用意し、その周りに、門松、注連縄や去年一年の御札、竹を巻いていく、いたってシンプルな造りになってます。
芯棒竹は前年に男の子が生まれた家庭が用意し、健康に育ちますようにとの願掛けに。


まず芯棒竹を固定する杭を打ち込んで、芯棒竹の先に子供達が用意してくれた縄(注連縄)を3本と、飾りを結びます。


この芯棒竹を立てるのが一苦労で、強風時なんかはかなり大変。
この日は、それ程風も無かったのでスムーズに進んでいきます。


芯棒竹を杭に固定するのですが、一番下は番線でキッチリ。
上は、あえて縄だけで固定しておきます。そうしないと、燃やしだした時に何時までも芯棒竹が立っている状態になってしまい、倒すのに苦労するのです。
先端に結んだ縄で、芯棒竹が垂直に立つ様に調整。

ここまで出来れば、あとは巻き付けていくだけです。



ユウヤとトモヤも頑張ってくれました。
均等に円状に配置していくのも結構難しく、

「あっちが、少ないって」
「そんな同じとこばっかりイランって」
「早く竹、縄で巻いてくれ~~!」
「痛い!痛い!俺の体巻いてるがな」


と、みんなで、ワイワイ言いながら




用意した材料も巻き終わり、最後に綺麗な注連縄を巻いて完成です。


巨大焚き火の準備完了

あとは、いよいよ本番の1月14日の朝6:00から燃やすだけです。

が、
この雪ですよ・・・。
この場所に行くまでの道は、こんな状態



周りの山もすっかり雪景色。

とんどは、こんな状態になってました。






20cm積もってしまいました。
この状態では、燃やせませんので、翌週の19日まで順延。

さて、一週間、芯棒竹が持ってくれる事を祈るだけです。







あなたにおススメの記事
関連記事